1984年創業。
貴久樹の歴史は創業者の糸川禎彦が幻の毛織物と言われるシャトゥーシュを探しにインドへ渡った際に出会った一枚の布から始まりました。
その一枚の布は軽く、美しく金色に輝いていました。まるで天上の羽衣のように。
その金の布に魅せられてきものにしたい、と何年もインドに通ううちに
インドの染織文化の奥深さを知り、さまざまな「織」、「更紗」、「繡」を
きものや帯として制作するようになりました。
様々な作り手との奇跡の出会いが今の貴久樹の礎となっています。
トライバルな手仕事を呉服の世界に。
埋もれてしまいそうな作り手の思いの翻訳者として、
これからもものづくりをして参ります。